対談風コラム「看板少女と管理人（仮）第七章」
キャラクター偏愛録【仮面ライダー響鬼ことヒビキさん】
【PR】アフィリエイトリンクを使用しています
久しぶりの対談コラム。今回はイケメンのヤルダバオト（仮）です。スクウェア・エニックスになってどうしてここまで腐敗しちゃったんだろうね。ドラゴンクエストとファイナルファンタジーの会社が合併する。史上最大のRPGが生まれるに違いない。そう思っていたのに…。
結局合併前のクロノ・トリガーがそれを実現させた作品になったのカナ？最近はナンバリングタイトル、関連作品共に絶望全開だけど、ファミコン・SFCの頃のFF・DQは名作だったよね。 キミが楽しめたのはファイナルファンタジーVIやドラゴンクエストVくらいまでだっけ？
まぁ、私は両方共に希望を抱くのを諦めてしまったがね。DSのDQ6もひどい出来のようだ。もう忘れることにするよ。閑話休題。今回はここ最近視聴した仮面ライダー響鬼について語りたいと思う。
ちなみに管理人は平成仮面ライダーはクウガと響鬼しか視聴していません。だからいつも以上に偏った内容になるのでご注意下さいなのです。
巷の評判通り響鬼は仮面ライダーらしくはなかったな。和風テイスト溢れる野心作と言ったところか。まぁ、「元は仮面ライダーじゃなかった」というのもなるほど納得と言った所。視聴後の感想としては脚本や大人の事情に振り回されて残念な作品に終わったという印象。
なんか歯切れの悪い感想だね。ヒビキさん好きになったんじゃないの？ドット打ったりするくらいなんだから。
ヒビキさん自身はとても魅力的な人物なんだがな。脚本や演出部分に気になる点が多すぎて擁護できないんだよ。とくにスタッフ総入れ替えがあった30話以降は、悲しい事に「視聴が苦痛になるレベル」だった。
そうなんだ。うん。頑張ってフォローするよ…。じゃあ、シナリオの愚痴は後に回すとして、まずはヒビキさんの魅力について語ろっか。
ヒビキさん（本名：日高仁志）＝設定年齢31歳はおっさんじゃないと思うぞ（迫真）。鬼の力を持つに相応しい強靭な体力と精神力を持つ。師匠を持たずして鬼になった天賦の才能を持つが機械音痴で細かい作業が苦手の様子。良く言えば器が大きい、悪く言えば不器用で大雑把な人だな。私は完璧ではないことにむしろ魅力を感じたね。「鍛えてますから。シュッ！」がカッコイイ。そこにシビれる、あこがれるッ！
戦闘・人生経験豊富の頼れるお兄さんってわけね。で、肝心の変身形態の方はどうなのさ？ライダーじゃなくて「鬼」なんでしょ？
オフィシャルサイトでは「音撃戦士」と呼ばれていて、これがかつてのサブタイトルらしいな。音叉を鳴らして額にかざして変身するが「変身！」の掛け声がない。武器は太鼓と撥（ばち）。太鼓を鳴らす「音撃」で相手を清めて倒す。変身を解除すると全裸になるので、顔だけ変身を解除する能力も修得する必要があるらしい。こう書くと本当に仮面ライダーの説明には見えないな…。
武器が剣とか銃とか見栄えするモノじゃないから、玩具の売れ行きがかなり悪かったってのは仕方ない気がするね。太鼓と撥が武器ですって言っても子供ウケ悪そうだし…。
肝心の戦闘シーンは紫の炎吐いたり、撥から火の玉飛ばしたり奇抜で面白かったな。撥と鬼の爪で近接戦闘を行い、巨大キャラの魔化魍（まかもう）には「太鼓の達人」よろしく和太鼓をドンドコ叩く姿に最初は笑ってしまった。最終的には「コレはコレでカッコイイ」という境地にまで至ってしまったが。けど、その後のライダーシリーズ定番のパワーアップ演出がかなり残念なんだよなぁ…。
そうなの？響鬼紅（ひびきくれない）とか装甲響鬼（アームドヒビキ）とか色々出たじゃん。響鬼紅は強化バージョンだから大して変わんないよね。じゃあ問題は装甲響鬼の方にあるわけだ。
そうだ。例の「視聴が苦痛になるレベル」の理由の一つでもある。装甲声刃（アームドセイバー）のせいで撥を全然使わない上にあんまりかっこ良くないんだよ。声を斬撃に変えて斬り裂くのが…。あとさ、ただでさえ変身で毎回衣服を全損するのに、装甲響鬼に変わる際にディスクアニマルを山ほど消費するんだぜ。燃費悪いにもほどがあるだろ。
そうだよね。「武士（たけし）」の資金源はオリエンテーリングへの協賛とアウトドア製品の販売を幅広くやっていることくらいしか情報がないけど、鬼の出撃一回でアウトドア製品一式+衣服全損確定だからね。それにディスクアニマルや鬼の武具・変身アイテムも安価なものには見えないし、開発費用だってばかにならないだろうし。
全国にいる鬼以外の「武士」の構成員への資金援助、引退した鬼への再就職先斡旋だって必要だろ？さらに余計な話になるが、魔化魍の犠牲者と遺族へのフォローや事件が表沙汰にならないように、警察機構や報道機関にも手を回す必要があるはずだ。そのための資金をどうやって捻出してるんだってことになると思うがな。
はい、分析・考察好きの管理人真骨頂です。じゃあ、次。30話以降の苦痛になった理由ね。「新レギュラーの桐矢京介（きりや・きょうすけ）が癪に障る」と「盛り下がる超展開」で良かったっけ？
ああ。まず「桐矢京介」（俳優・中村優一）がジャニーズJr出身ってあたりで嫌な予感的中。これで演技が良ければ許せるんだが学芸会並みの棒読みだからな。キャラ的にも文系・理系が完璧な設定はまだいい。だが、口を開くたびナルシスト発言を繰り返す上に、運動音痴を隠すために仮病を常用し勝つためには卑怯上等ってのは擁護できないぞ。
うわぁ、ボクがそんな人に出会ったら絶対関わりたくない…。
それに誰彼構わず弟子入りを志願したり、明日夢から盗んだ特殊アイテムを掲げながら「俺をヒビキさんに認めてもらう」→実際に魔化魍に遭遇「俺の本当の力じゃないから使わなかった」って支離滅裂じゃないか。ヒビキさんの「あいつ根性ある」ってセリフに全然説得力がなかった。
棒読みな上に刺々しいセリフ回しに寿命がストレスでマッハだそうです。あとは超展開の方ね。はい、愚痴どうぞ。飲み屋の赤提灯のようになってまいりました（帰りたい…）
一話見逃したのかと勘違いするほどシーン飛びまくり。「森で魔化魍と戦ってる鬼たち」→「お店に戻ってきて対策会議」って魔化魍放置して逃げたら、その間に民間人の被害増える！「前回ザンキ死亡確認」→「次週トドロキの病室に報告するシーンから開始、しかもトドロキ「普通に会ったっすよ」とか回答」っておい！死体確認したイブキはどうリアクションしたんだよ！脳内補完が間に合わないッ！！
シナリオでもまだ不満が言い足りないみたいです。
「イブキが命がけで、しかも一人でオロチを封印する使命」→「なぜかヒビキさんが封印、イブキはトドロキと雑魚の露払い」、なんでヒビキさん出張ってんの！一人でって言ったじゃん！イブキの抱擁シーンとか名場面台無しじゃん！「京介ついに鬼に変身」→「何事も無く次の場面で服着てた」。鬼は変身解除したら全裸だろうが！志村ー、設定！設定！あー、もう！我慢して視聴してたらごらんの有様だよ！！！
あーはいはい。要するに「子供向け特撮作品」っていう補正をかけてもフォローできないほど超展開だったってことね。結局一般的な評価で言う「30話以前の雰囲気の方が良かった」って結論に辿り着いた、と。「そんな結論で大丈夫か？」
「大丈夫だ、問題ない。」すまんな、取り乱してしまって。仮面ライダークウガの完成度があまりに高かったので、響鬼への期待も高まっていたんだ。期待したところに落とされたもんだから落胆も半端じゃなくてな。
まぁ、時間を割いて視聴するんだから楽しい作品であって欲しいもんだよね。で、他の平成ライダーは今後視聴するの？
どうかな。思ったよりもしんどかったのでしばらくは見ないだろうな。つい最近ガンダムが再燃してきてるからコラムを描くならその関連作品になるかもな。∀ガンダム以前の作品の中で。ちなみにガンダムAGEは今の所視聴してない(ｷﾘｯ
変な威張り方しないの。とりあえず「太鼓を叩くヒビキさんはカッコイイ」「30話以降は馴染めなかった」で最終回答みたいです。愚痴ばっかなのに長々読んでくれてありがとね。ﾉｼ
チルノをクリックで2号店トップへ
東風谷早苗をクリックですぐわかる「韓国は『なぜ』反日か？」＆李明博の暴言へ
魂魄妖夢をクリックでかんたんにできる『NHK受信料支払拒否・契約解除』へ
鈴仙・優曇華院・イナバをクリックでトップページヘ
