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ファイナルファンタジー・栄華と繁栄、そして崩壊

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「ファイナルファンタジー」スクウェアの代表作にして国産RPGの中でも最高クラスの売上を誇る大作。そのネームブランドは世界に名を轟かせた。だが、現在新作が発売されるごとに売上を落とし、関連作品に関しては同人ゲーム並みの売り上げを記録したものも多い。

一時はエニックスのドラゴンクエストと双璧をなす国内最高のRPGと称された。その大作がどうして崩壊してしまったのか?現在までの道のりを分析してみた。

1.ファミコン時代=優れたプログラム技術と先進的システム

2.スーパーファミコン時代=美しいドット絵とドラマ、画期的な戦闘システム

3.プレイステーション(PS1)時代=ブランドの確立と慢心、崩壊への足踏み

4.プレイステーション2以降〜=ブランド崩壊、凡作とリメイクによる延命措置

5.ファイナルファンタジー7リメイクの期待とかいろいろ

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1.ファミコン時代=優れたプログラム技術と先進的システム

アクションゲーム全盛のファミコンにロールプレイング・ゲーム(RPG)というジャンルを開拓した名作ドラゴンクエスト。PCとテーブルトークのみで扱われていたRPGがファミコンを持った家庭に広く行き渡ることとなった。

ドラゴンクエスト【ドラゴンクエスト】

さらに、次作ドラゴンクエストII-悪霊の神々-によりその人気を不動のものとし、全国の少年少女たちが空前のRPGブームに沸き立った。その中で会社の命運を賭けた初代「ファイナルファンタジー」は誕生した。

ドラゴンクエストII〜悪霊の神々〜【ドラゴンクエストII-悪霊の神々-

ドラクエIIを超える4人パーティ、敵味方全てが入り乱れるサイドビューの戦闘シーン、多彩なジョブ(職業)、バッテリーバックアップによるパスワードを必要としないデータセーブ機能、シリーズを代表するアイテム「クリスタル」の存在。

スクウェア最後の作品として名付けられたファイナルファンタジーはその名に反して多大な利益をもたらし、シリーズ化に成功するのだった。

ファイナルファンタジー【ファイナルファンタジー】

「勇者ロト」というキーワードによって時代と世界観を統一したドラゴンクエストとは異なり、本作は作品ごとに全く違う世界観と設定、シナリオにより全く異なる作品として成功することとなった。

四つのクリスタルと四大元素の力を二千年の時の鎖の中で支配したカオスの世界ファイナルファンタジー、大国パラメキア帝国の皇帝が世界征服に乗り出し、それによって故郷を追われた少年少女が物語を紡ぐ「ファイナルファンタジーII」、光と闇を司るクリスタルと超科学技術の遺産が残る独特の世界観を築いたファイナルファンタジーIII

ファイナルファンタジー2【ファイナルファンタジーII】

シリーズの定番となる白魔法、黒魔法、ジョブ(職業)、そして召喚魔法、オーディンリバイアサンバハムート。マスコットとなったチョコボ。最強武器マサムネエクスカリバーラグナロクもこの時点で存在していた。

ファイナルファンタジー3【ファイナルファンタジーIII】

作品として高い完成度を誇ることが出来たのは、のちの伝説として語られるイラン人プログラマー「ナーシャ・ジベリ」の存在による所が大きい。

※一説によると「IIの飛空艇」や「IIIの潜水艇ノーチラス」の超高速機動はバグに近い挙動で、ナーシャのプログラムなくして実現はありえないものだったという。さらに電話越しにプログラムの内容を把握し、バグを解除してみせるという天才的な能力を有していた。

ほどなくしてナーシャはスクウェアを退職した。その後ナーシャに匹敵する有能な戦力を育てることが出来なかったことが、結果的にのちのスクウェアのFFブランド崩壊を招く。

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2.スーパーファミコン時代=美しいドット絵とドラマ、画期的な戦闘システム

スーパーファミコンが任天堂から提供され、ファミコンは後継者にその役目を託した。それを追うようにファイナルファンタジーの新作も提供されることになる。こうして初めて販売されたのがファイナルファンタジーIVである。

ファイナルファンタジー4【ファイナルファンタジーIV】

拡大表示や回転など新機種の能力をふんだんに盛り込まれたファイナルファンタジーIVだったが、その真価はRPGの革命的戦闘システム「ATB(アクティブタイムバトル)」の導入が最も大きいだろう。

ターン制オンリーだったRPGの戦闘をリアルタイムに変え、戦闘の中に「時間」による形態の変化や特殊能力の発動など未知の興奮をプレイヤーに提供した。後の作品に与えた影響は非常に大きい。

次作ファイナルファンタジーVではIIIで採用されたジョブチェンジシステムにアビリティを追加することでさらなる進化を遂げた。

ファイナルファンタジー5【ファイナルファンタジーV】

スーパーファミコン最後の作品となったファイナルファンタジーVIではドットの緻密さは頂点に達し、芸術といえるほどのレベルに昇華されていた。

スクウェアの職人芸、神ドット。

ファイナルファンタジー6【ファイナルファンタジーVI】

キャラクターの人数も増え個性も極まり、シリーズで培ってきたドラマチックな演出やシナリオは一つの完成を見たといっていいと思う。

今までの明るい雰囲気とは一変した重厚かつ悲壮感漂うオープニング、敵・味方共に挟み撃ちが発生するという今まで以上に進化した戦闘などその進化はとどまることを知らなかった。

スーパーファミコン全盛期にはソフトの提供速度、完成度共に「ドラクエ」を超え「FF」一強かと言われるほどだ。「ドラゴンクエストIV(FCで発売)」「ファイナルファンタジーIV(SFC)」と新ハードでのソフト製作のノウハウを先んじて蓄積できたことも大きかった。

誰もがスクウェアの繁栄を信じて疑わなかった。これから先も最先端の技術で良質のRPGを提供し続けるだろう、誰もがそう思っていた。

だが、その思いは叶わなかった。栄華を極めつつ内部から崩壊は始まっていたのだ。次世代ハードへの移行とスクウェア自身の慢心と共に。

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3.プレイステーション(PS1)時代=ブランドの確立と慢心、崩壊への足踏み

スーパーファミコンというプラットフォームでの成功によって「ファイナルファンタジー」の名は一流ブランドとしてその名を轟かせた。

一時期はスクウェアの提供するRPGにはずれなしと言われるほどだった。しかし、ゲームメーカーとして成功したスクウェアは慢心し、いつしか初心を忘れ殿様商売を始める。

ユーザーの信頼とネームブランドは良質なソフト提供の積み重ねによって築かれた貴重なものであること、そしてそれを崩壊させるのは一瞬であることに気づかなかった。

慢心したスクウェアはプレイステーション(PS1)での提供が決定したファイナルファンタジーVIIに発売前にブランドに泥を塗るという愚行をしてのけた。

ファイナルファンタジーVII体験版」を添付された「トバルNO.1」の発売というカタチで。「トバルNO.1」がすでに名前が売れた大作ソフトであればただのおまけだっただろう。だがこの行為は「無名ソフトに体験版を添付した抱き合わせ販売」という最大の暴挙だった。

トバルナンバーワン【TOBAL No.1】

「トバルNO.1」は無名のソフトでありながら66万本という異例の売り上げをあげた。これで「トバルNO.1」が歴史に名を残すほどの傑作であれば大した問題にはならなかっただろう。

だが実際は作品の完成度は低くスクウェアの信頼を大きく損ねた。「FF7とトバルのどちらが体験版かわからない」などと揶揄されるほどだった。

慢心の末に発売した「トバル2」はまったく売れなかった。なのにスクウェアは体験版商法を他のソフトでも続けた。スクウェアの信頼を切り売りしながら、だ。

トバル2【トバル2】

一悶着あったもののCD-ROM三枚組という大容量で提供されたファイナルファンタジーVIIは400万本というゲーム業界空前の売り上げを記録し大成功を収めた。

ファイナルファンタジー7【ファイナルファンタジーVII】

続くファイナルファンタジーVIIIも364万本、ファイナルファンタジーIXも279万本とゲーム業界全体で見れば大成功と言えるだろう。

ファイナルファンタジー8【ファイナルファンタジーVIII】

だが「ファイナルファンタジーVII」の成功こそがスクウェアを崩壊させ、のちのゲーム業界を大きく衰退させた原因であると私は分析している。

ファイナルファンタジー9【ファイナルファンタジーIX】

3DCGの最新技術と人件費を贅沢に使ったムービー。ムービーはあくまで映像であってゲームの根幹ではなく一部なのだ。

手間をかけるのはメーカーの勝手だが、その結果、容量が肥大化しディスクの入れ替えなどのゲームとしてのテンポの悪化を生み出しては本末転倒だろう。

断言してもいい。ファイナルファンタジーVIIはCD一枚で提供することは可能だったゲームだ。

CD二枚分のムービーと容量を制限してもゲームの完成度が落ちることは決してなかった。容量を節約することでもっと完成度の高いソフトに仕上げることが出来た。

スクウェアの崩壊の原因は「ソフト容量の無駄を省き、バランスを整えテンポ良くプレイ出来るように制限する」ことの欠如にあると思う。

惜しむらくはスクウェア内部にそれに気づき会社全体の間違いを正す人間が存在しなかったことだ。

映画「ファイナルファンタジー」のギネス級の興行失敗もそれが原因だろう。

ファイナルファンタジーVIIの世間の評価は例えるなら「有り余る予算をつぎ込んで揃えた超高級食材」で平凡なスタッフがそれぞれに「適当な料理」を雑多に並べ、しかも「過大な評価」を得てしまったと結果だと思う。

それによってゲーム業界全体が同じ轍を踏む事で転落していく。

きっと「ムービーや3DCGをふんだんに使ったゲームが売れる」と判断し「ドット絵」を軽視し始めたのだろう。以降に発売されたソフトは3DCGムービーを使ったものが多くなった。

スクウェアはソフトを提供するごとに時代の最先端を走り続けた。多くのユーザーが見守る中で。だがスクウェアの崩壊はファイナルファンタジーVIIの売り上げが頂点に達した時点で既に始まっていた。

私的な意見だがファイナルファンタジーVIIは前作ほど楽しくなかったので、多分ここから転落していくだろうなとはなんとなく感じてはいたのだが。

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4.プレイステーション2以降〜=ブランド崩壊、凡作とリメイクによる延命措置

プレイステーション時代から続いた3DCGムービー偏向主義は変わらず、莫大な手間と人件費をかけてファイナルファンタジーXiconは発売された。

ファイナルファンタジー10【ファイナルファンタジーXicon

ここでスクウェアの崩壊が衆目に晒されることになる。「ファイナルファンタジーX-2」の発売と「インターナショナル版」の発売というカタチで。

これが何を意味しているか諸君らは理解できるだろうか。「ソフト一本を発売しても採算が取れなくなった」ことを意味している。

この時点でスクウェアのソフトリリース能力の低下は危険域に達していたわけだ。そして、その解決・延命方法が「焼き直し」「使い回し」「リメイク」だ。

「ファイナルファンタジーXI」はオンラインゲームとしてリリースされ、成功を収めたようだ。私はオンラインゲームは全くプレイしないのでよくは知らない。

その後ファイナルファンタジーXIIもリリースされたがオンラインの影響を強く受けたシステムに成った模様である。

ファイナルファンタジー12【ファイナルファンタジーXII】

これ以降はソフトの完成度について語ることは私には出来ない。「ファイナルファンタジーX-2」をエンディング前に投げ出して、それ以降の作品には触れていないので。

だがスクウェアがまともに機能していないのはゲームをプレイしなくてもわかる。それくらいひどい。

プレイステーション3でリリースされた「ファイナルファンタジーXIII」はたちまちワゴンセールに入り、追い打ちをかけるように「ファイナルファンタジーXIII-2」「ファイナルファンタジーXIII‐3(ライトニングリターンズ)」の発売。

ファイナルファンタジー13【ファイナルファンタジーXIII】

インターナショナル、アルティメットヒッツ、リメイク。スクウェアに既にまともなソフトをリリースする能力が失われているのは誰の目にも明らかになっていた。

ファイナルファンタジー13-2【ファイナルファンタジーXIII-2】

新作・関連作品の売り上げに関しては検索すればいくらでも情報は出てくるのでわざわざ書くほどのことでもない。最近の流行の言葉を借りると「爆死」した、というところか。

携帯電話のゲーム業界にも足を踏み入れたようだが、まともなゲームは期待できそうにない。

「ファイナルファンタジーXIV」もオンラインでのリリースらしいが、情報を聞く限り「FFXIV専用のPC」を用意した方たちが「被害者」と呼ばれるレベルの完成度らしい。

私が心から愛し、信用していたスクウェアはすでに死んでいたのだ。私的には「ファイナルファンタジーVII」が成功したあの日から。会社的にはスクウェア・エニックスに合併したあの日から。

さようなら「ファイナルファンタジー」。私の物語はここで終わりにします。

2019年12月20日追記

ファイナルファンタジー7リメイクの発売が近づいてきましたね。

管理人は予約していませんし、発売日に購入する予定もありません。
魅力を感じませんし、正直タダでもプレイしたくないです。
なぜそこまで断言するのか、その理由を述べます。

1.シナリオがミッドガル(ディスク3枚組の1枚にすら届かない中途半端)で終了する
2.1の事実を公表せずスクウェア・エニックスは売り逃げしようとしている
3.ミッドガル以降の続編のシナリオがどうなるのか全く不透明(PS4で続きを出す?PS5専売?xboxSteamSwitchマルチになる?)
4.リメイクのクセに新キャラでテコ入れ(蛇足なうえに魅力ゼロ)
5.フォトリアルグラフィックにまったく魅力を感じない(髪型が突飛で大剣背負って練り歩くクラウドに失笑)
6.そもそもいつ完成するの?(新作じゃなくてリメイクなんだから結末は決まってるでしょうが)

こんなところです。

ファイナルファンタジー7(PlayStation1の原盤)での成功が完全にスクエニを狂わせてますね。
超高画質ムービー、必要以上のフォトリアルなど容量を制限してゲーム全体をテンポよく整える能力が完全に失われています。

たぶんスクエニスタッフは大作を作る自分たちに酔ってますね(断言)
ファンがリメイクになにを求めているのか、なぜ本作が売れたのかを全く理解していませんね。

大半のお客さんが求めているのは「当時のゲームバランスは変更せずグラフィックだけPS4の限界性能を引き出した作品」ではないでしょうか?
複数作品発売することで既存のゲームバランスは崩壊しますし、レベルやマテリアの引き継ぎとかどうするんでしょう?
現時点では2作で完結せず「何作になるかはスタッフにもわからない」そうです。
どうシナリオが進むのかはわかりませんが、後半参戦のシド、ヴィンセント、ケット・シー、ユフィあたりは出番すらもらえないかもしれませんね。

ミッドガルをオープンワールドゲーム並みに作り込んでるそうです。
私はまったく嬉しくないですが皆様はどうですか?
ミッドガルに存在するすべての建築物に入ってみたいですか?
個人的にはミツバチの館が作り込まれていることに期待したいです。

以上です。ファイナルファンタジー7リメイクの魅力は伝わったでしょうか?
発売日がとても楽しみですね。

 

2021年5月08日追記

ファイナルファンタジー7リメイクが発売一年程度でフリープレイ対象に。
これが「プレイステーション普及に最も貢献したキラーソフトのリメイク」という最高の作品に対する最高の待遇?

本当にネタが尽きなくて、たにんごとになってるので気楽で滑稽。買わなくても楽しめるゲームってスゴイデスネ!
続編が出る前に「ユフィ・キサラギの外伝」が発売決定。
プレイステーション5専売でDLCではないとの公式回答。(詳細を調べるほど目眩がしますね)

わたしは違いますが「プレイステーション4をファイナルファンタジー7リメイク」のために購入したユーザーをなんだと思ってるんでしょうか?
エアリスやティファよりユフィ・キサラギが大好きというユーザー以外は誰も喜ばない気がしますが。
現時点ですら何作出るかはわかりませんが「プレイステーション4(PRO)を所持するユーザーは完全に見捨てる」は確定、ということで。

スクウェア・エニックスがユーザーを見ずにファイナルファンタジー7リメイクを作っていることを再認識。
「どんな手を使ってでもプレイステーション4ユーザーをプレイステーション5に強制移行させろ」という命令(勅命)が出た?
プレイステーション5を安定して入手する方法が存在しないのでどうしろとって感じですが(転売ヤーはしりません)

プレイステーション5が現役の間に完結する保証もないし「完結したら買う」という方も多そう。
おカネをプレイステーションに費やさなくても楽しめる良いコンテンツになりましたね!

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5.余談。私個人のファイナルファンタジーIIIへの落胆と怒り

ここからの文章は私怨です。以下の文章を読まれることで不快になる恐れがあります。

忠告はしましたよ?気分を害されても責任持ちませんよ?

では、どうぞ。

 

ファイナルファンタジー3【ファイナルファンタジーIII】

この作品がDSでこんな姿で発売されたことに私は怒りを隠せない。会社の小遣い稼ぎに使われたことが。ボンクラのプログラマーの手で三流RPGに貶められたことが最高に許せない。

ワンダースワンでの開発が頓挫しても、ずっと待ってようやく発売にこぎつけたというのに。

「この程度かスクウェア!!私は16年も待ったんだッ!」

3DCGムービーのオープニング。どうでもいいです。主人公達のイメージはドットから自分で想像力をふくらませることが楽しい世代に育ったんで。

自己満足主人公キャラ押し付けないで下さい。「すっぴん」てなんすか。5ですか。最初は「たまねぎ剣士」だろ馬鹿野郎。

キャラの絵が全然イメージと合いません。ファイナルファンタジータクティクスかなんかのキャラデザですかね。リメイクとしても最低の出来です。

フィールド、キャラ、3DCGすべてにヤル気が感じられません。PSレベル以下で同人作品のようです。FCのドットよりひどい画像ってなんですか。DSの描画性能ってそんなに低かったんですか?

仲間になったキャラが戦闘に参加してくれる。すごいですね。でも行動がランダムでありがたみがない上に全員の動作が使い回しで同じ動作って手抜きもいいとこなんですが。

フィールドマップが表示されっぱなしで「サイトロ」「こびとのパン」が死にアイテムになってます。アイテムの制限もなくなって「デブチョコボ」の存在意義もありません。仕様書から作りなおせ阿呆。

キャパシティポイントをなくした意味がわかりません。便利にしたつもりなんでしょうか。

ジョブの意味不明のバランス変更。攻撃回数の上昇システムもひたすら面倒。「空手家」入手が遅くなってるのはなんでですか?あと「魔剣士」かっこわるくて不愉快です。

ラストダンジョンで入手できる最強のジョブ「すべての武器を使える忍者」「すべての魔法を使える賢者」がなんで弱体化してんだよ。「クリスタルタワー」「闇の世界」しかないだろ使える場所は。

忍者は盾が装備できず手裏剣に頼り切り、賢者はパラメータが下がった上に合体召喚が使えないから使い勝手が非常に悪いです。

一番期待していた「禁断の地エウレカ」のBGMが最高にダサイです。殺意が湧くレベルですわ。

あげくに戦闘ではモンスター出現数最大「3体」。…ファミコンですら「8体」出現させられるんですが。暗黒系分裂モンスターが全然怖くない上に黒魔法や召喚魔法の集団攻撃が殆どいらない子になってます。

極めつけは隠し要素の「最強武具」「隠しダンジョン」「たまねぎ剣士」がモグネットを使わないと「絶対に入手できない」。いい加減にしろ。DSとソフト二台買えってか?無用システムの存在価値を無理やり出すためのくだらない発生条件。俺の寿命がストレスでマッハなんだが。

リメイクは手抜きでベタ移植も出来ない。どんだけド低脳クサレ脳ミソなんですかスクウェアのプログラマー共は。

とりあえず「ナーシャ・ジベリ」の所へ行って土下座して頭擦りつけて作り直してもらえ。

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。リアルタイムでプレイした世代には許せないんですよ。「私は16年も待った」んです。

「普通に遊べる」じゃダメなんですよ。「さすがスクウェア」と言える作品でないと。そこまで行かなくても「まぁこれくらいなら及第点かな」くらいにはしてくると思ったんですが。

スクウェアの「新作」「リメイク」も信用できません。もうこんな気持ちになるのは嫌なのでスクウェアにはかかわらないようにするつもりです。

 

2023年7月08日追記

2023年4月20日に「ファイナルファンタジーピクセルリマスター」がswitchとプレイステーション4で発売しましたね。

ファイナルファンタジーIIIファミコン版(1990年4月27日)からじつに33年という待たされぶりでしたが。

ピクセルリマスターという作品そのものはパソコンのSteamですでにリリース済みでしたが購入はしていませんでした。

理由がいくつかあります。

 

1.ファイナルファンタジーIIIのいちばん盛り上がるクリスタルが輝くオープニングスタッフロールの削除という最悪の改変

2.動画で確認する限りアレンジ版BGMにまるで魅力を感じない(これほんとうに植松伸夫さんの仕事?)

3.まるで携帯電話やスマホゲームを移植したような無駄にキレイで味気ないクソダサ文字フォント(switch版ドラゴンクエスト123もここが嫌いでいまだにWii版をWiiUでやってるくらい)

 

以上の理由と「金に汚い上にユーザーの期待を裏切り、踏みにじることに躊躇がないスクエニスタッフ風情がswitchやプレイステーションに移植しないはずがない」という根拠のない確信。

で、予想通りswitchにて入手可能となったのでセット購入はせずIIIだけ単品で購入しダウンロードしました。

switchおよびプレイステーション移植時にテコ入れがあり、問題点がいくつか改善したことが購入動機に繋がりました。

 

1.BGMによほどのクレームがきたのかファミコンやスーパーファミコン版の原曲を選択可能に

2.文字フォント「クラシック」の追加(スーパーファミコンっぽい粗めのドットフォント)

 

まずBGMはすさまじく大きい。思い出補正ありきの懐古ゲームのリメイクはすべてアレンジと原曲を選択式にすべきと断言します。

任天堂のファミコン探偵倶楽部リメイクは消えた後継者にはファミリーコンピューターディスクシステムの原曲、うしろに立つ少女ではさらに追加して旧リメイクのスーパーファミコンニンテンドーパワー版(ローソンの書き換えソフト)のBGMを選択式にしておくなど細やかなニーズに応える努力が見えました(だから任天堂大好き)。

結果的にピクセルリマスターはこの要望に応えたわけですが「Steam版に追加する予定なし」ってあたりで「Steam版買った人柱共ありがとう!switchとプレイステーションでもう一度買ってね!」っていう底なしの守銭奴根性が垣間見えて吐き気がします(いつものスクエニで驚くに値しない)。

 

※2024年2月5日追記。

Steam版購入者をデバッガーとして扱った結果、想像を絶するレベルのクレームが来たのでSwitch版と同じにしてくれるそうです。Steam版購入者の方々おめでとうございます。

 

オープニングのクリスタルとスタッフロールはすでに諦めてますが「ニンテンドーDS版リメイクの自慰主人公キャラと蛇足追加シナリオの消滅」「リメイクでなぜか追加されてたジョブ(すっぴん)消滅、たまねぎ剣士ではじまってほかのジョブも入手タイミングや意味不明の改悪を削除してほぼ原版準拠」といままでさんざん言われていたクレームは一通り拾っていることを確認。

思い出補正がすさまじく強く、スクウェア・エニックスにさんざん期待を裏切られて信頼などかけらもしてなかったですが「こういうのでいいんだよ、こういうので」くらいの評価ができるものになってました。

ニンテンドーDSのリメイクをプレイした際は「こんなに悲しい思いをして無能スタッフの自慰に付き合うくらいならファミコンミニや3DSのバーチャルコンソールでファミコン版やる。リメイクなんて存在してない」というリメイク作品にとって最高の侮辱評価をしてましたからね。

経験値や獲得資金を最大4倍にしたりエンカウントなしの追加要素によりプレイが劇的に快適になり、シナリオを追って戦闘による時間稼ぎやリソース管理はほぼ消滅し、エーテルやフェニックスの尾、エリクサーも入手難度が下がっているので現代向けアレンジとしては合格ではないですかね?

(懐古ファンのわたしでも暗黒分裂モンスターを暗黒剣で斬り伏せながら、高難度ダンジョン攻略+リソース管理やクリスタルタワー→禁断の地エウレカ→闇のクリスタルのノンストップ攻略をもう一度やりたいのか?って言われたら迷いますし)

プレイステーションから入ったヒトたちは超高画質ムービーと豪華すぎるフォトリアルグラフィックこそがファイナルファンタジーでドットなんて老害の玩具だ!ってヒトも多そうですが、わたしはプレイステーションの進化にあまり賛同できないのでドット大好きの老害でイイです。

懐古ファンにはピクセルリマスター、新規ファンにはプレイステーション5の超高画質ムービーで住み分けができてていいんじゃないですかね?

少なくともナンバリングタイトルがプレイステーションで発売する限り、懐古ファンのわたしが望む姿には永遠にならないし、初代からのおもしろいゲームを作った優秀な主要スタッフは全員いなくなっていて、あとから来たボンクラーズなスクウェア・エニックスのスタッフが作った「ぼくのかんがえたさいきょうのファイナルファンタジー」が作られるだけなので、奇跡が起きて心の底から欲しくなったら本体ごと買いに行こうとは思います。

 

いまのわたしにとってはファイナルファンタジーのナンバリングタイトルや関連する外伝作品はファイナルファンタジーレコードキーパーの素材程度になってます。

ナンバリングタイトルの初代から15、タクティクス、零式、キングダムハーツ、そのほかマイナーな外伝作品などを網羅してスーパーファミコンを上回る高精細ドット絵でカバーしているのはレコードキーパーの名にふさわしいと思いました。

1の大魔法使いマトーヤ、1にしかないジョブのスーパーモンク、3の水の巫女エリア古代人デッシュがプレイアブルキャラになるゲームなんて今後出ないでしょうよ。

「ファイナルファンタジー16を買う気は微塵もないけどレコードキーパーに実装されるのいつだろう?」と思ってしまうわたしはもう純粋で盲目な信者の資格を失ってる気がします。

ドットでアクティブタイムバトルで歴代の英雄が集う最高のスマホゲームアプリ。

おそらくファイナルファンタジーレコードキーパーがスマートフォンで稼働している限り、ドット絵のファイナルファンタジーがコンシューマーでの買い切り新作としてリリースされることはないのでサービス終了まで付き合おうかな?と思いつつ楽しんでます。

レコードキーパーの運営さんはそれなりにわかってらっしゃる方々のようで、メンテナンスのたびに痒いところに手が届く改善をしてきてるのでわたしの中では信頼度はそこそこあります。(スクウェア・エニックス直轄のヒトたちよりもモバゲーよりの優秀なスタッフがいるのかな?と邪推)

いまは最高難度コンテンツクリアは無理でも中級から上級クラスに挑戦できてとても楽しい。

2024年3月5日追記

プレイ中のヒトたちだけわかる情報を羅列。

魔石ダンジョンにて★5魔石(難度400)は全属性オート周回可能、★6魔石(難度550)全員マニュアルで撃破。ダークオーディン(難度500)全属性撃破、絢白オーディン(難度600)撃破。

カルディアダンジョンにてナイトメアダンジョンレベル3(難度480)絶夢(難度580)を全シリーズでクリア。覇竜(難度630)攻略中。

シリーズ統一でパーティ編成するとウチのメンツは2、11、job+外伝が強くてほかシリーズは似たりよったり。とくにjob+外伝の編成は絶夢どころか覇竜すらオートで攻略できる。

主人公のデシ、Dr.モグが全属性に対応できるのが強いが、ウェッジの風属性物理魔法両対応、セラフィが風属性魔法弱体アビリティ所持で「job+外伝シリーズ」でありながら「風属性魔法パーティ」としても統一出来たことはわたしのプレイ環境を快適にしてくれて本当に幸運。

ウチの最強編成↓

デシ(全属性物理+魔法、究極神技、リミットチェイン、バフ・デバフほぼ完備)

Dr.モグ(全属性魔法、クリスタル神技、究極神技、リミットチェイン、バフ・デバフほぼ完備)

ウェッジ(風物理+魔法、デュアル覚醒奥義、OF神技で風属性最強アタッカー)

セラフィ(風魔法、シンクロ奥義、覚醒奥義2つ、風弱体アビリティを連射できるためレギュラー確定)

ウララ(マギアクリスタル強化完了してるのでウチの白魔導士ヒーラーでは最も安定)

↑このパーティで難度600未満の期間限定イベントはすべてオートクリアでとても快適。

現在はラビリンスダンジョンでスタミナ消費して英雄フラグメント収集するのが日課(戦闘はオートで余裕)。最強コンテンツのクリスタルダンジョンはほぼ無理で、かろうじてお気に入りジョブの竜騎士で若干悪あがき出来る程度。

ゲーム表記難度で表すと「難度500くらいまではオートでマクロ組んで楽勝ゴリ押しできる」「マニュアルでガチバトルだと難度650あたりでシリーズや属性、最新装備の都合で手数が足りなくなってくる」

最近実装されたクリスタルダンジョンの難度700が最強コンテンツで、難度400を当たり前にクリアできるなら中級クラスって感じかな?(攻略サイト・アルテマを参考にしています。)

 

【攻略サイト・アルテマ「ファイナルファンタジーレコードキーパー環境解説」】

https://altema.jp/ffrk/comeback

 

最高難度をすべてクリアするには現実的じゃないほどのリアルマネーが必要になるので、むしろ完全に諦めてガチャ石での運任せでプレイしています。

ちょっとガチャ課金すればもっと楽しめるかも?って感じているときがいちばん沼にハマると思うんですが、最高難度コンテンツクリアを想定すると、おそらく¥100万の課金ですら焼け石に水で、廃課金勢にはなれないよねと完全に諦めてデイリーミッションと定期的なイベントを充実した戦力でねじ伏せるのが楽しいのでほぼ無課金で充分というのがわたしのプレイ環境です。

ファイナルファンタジーをドットで遊びたい、スマホゲームで充実したいという要求はこの作品が全部応えてくれてます。

可愛い女の子のお色気で誘惑せずに長期間運営しているこのゲームってなにげにスゴイのではないかと最近思います。

(原神を筆頭にフェイト・グランドオーダー、アズールレーン、ブルーアーカイブ、ニケとかスマホゲームはお色気が強すぎる)

奇跡のように生まれたこのゲームができるだけ長く運営されることを心から願っています。

サービス終了したら私のファイナルファンタジーは本当に終了かも。

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